食べ物を美味しそうにスマホカメラで撮る!写真の撮り方【超初心者編】

スマホで食べ物が美味しそうに見えるような写真の撮り方を知りたい!でも、撮り方がよくわからない。
カフェやランチに行った時、私も初めは全然美味しそうに撮れませんでした。
それは、ちょっとしたコツを知らなかったからです。。。

今回はそのちょっとしたコツで写真がグッと上手に撮れる方法をご紹介したいと思います。
スマホカメラの特性を知って、使いこなせばプロのような写真に一歩前進!!

一番レフやミラーレス・GoProなどいろいろと使ってみて
結局一番使うのはスマホだったりもするよね(笑)

エビス

そう。やはり別にカメラを持ち歩かなくてよかったりするしね。

最近のスマホカメラは画質がとてもいいからSNSに載せてもなんら問題ないよ!

エビス

確かに!では、スマホカメラで撮る写真の撮り方を紹介していこうか!

でも、撮る物によって設定を変えたりとかはちょっとめんどくさいんだよね。

エビス

うん。。。汗
では、まずは超初心者がどうやったらバランスよくキレイに写真が撮れるかを説明するねっ。

目次

スマホカメラの特性

今のスマホカメラは画素数が高く、とてもキレイな写真が撮れます。
アウトカメラとインカメラでは画素数が違うのでご注意ください。

そして、アプリをかます度に画質が落ちますので、こっちのアプリで加工して次のアプリへ、そのまた次へとどんどん加工していくとだんだん画質が悪くなっていきます。

私はアプリは基本的に1個で済ますか多くても2個しか使いません。

スマホでもグリットラインを
表示しよう

グリットラインとは
横2本、縦2本の格子状の線をグリッドラインと言います。
このグリッドラインを使って画面を横3つ、縦3つに分けて構図(どのように配置してどのような角度から撮るか)を考えることを三分割法と言います。

スマホカメラや一眼レフ・ミラーレスカメラ・GoProでもグリットラインは表示させることができるので、ぜひ表示させてください。グリットラインを意識して撮る撮り方をするだけでも今までと違うグッとレベルの上がった写真が撮れると思います。

グリットラインがなぜ必要なのか。

それは、写真を水平に撮ったり、被写体を収める位置の目安や構図に使うのにとても便利だからです。
そしてグリッドラインの線上や交点上に被写体を重ねると安定した構図になります。

まず、グリットラインが表示されている状態でラインを気にせずにそのまま撮った写真が下記の写真です。

斜めになっているのがおわかりでしょうか?
これだと、視覚的に気持ち悪く感じてしまいます。
それをグリットラインを意識して、この線に合わせて写真を撮ると下記のようになります。

いかがですか?まっすぐ撮れているのがわかります。
このようにグリットラインを表示させておくと写真をまっすぐ、もしくはあえて斜めに撮るなどポイントとすべき撮る物をどこに持ってきたらいいのかがわかりやすくなります。

スマホのグリットラインの
設定の仕方

機種によって違うとは思いますが、androidとiPhoneの設定方法を載せます。
アンドロイドの設定方法は以下となります。

iPhoneの設定方法は以下となります。

これで設定は完了です。
あとは、カメラを起動した時に線が表示されているかを確認してください。

露出補正で明るさ調整

逆光で写真を撮ると、被写体が暗くなることがあります。
シルエット写真を撮りたい時はこれでいいのですが、被写体をちゃんと写したい時は真っ黒になってしまい困ってしまいます。その時に使うのが「露出補正」機能です。オートで撮影すると暗くなってしまう写真を、好みの明るさに設定できる機能です。

ものすごく簡単に説明すると暗くなるところをタップすると明るくなります。
下記の写真を参考にしてください。

1枚目がオートの設定のままです。そして、2枚目の写真の丸の部分をタップすると暗くなる部分が明るくなり3枚目の写真のようになります。
(スマートフォンでこの記事を見た場合は、左上の写真がオートで撮影した物。右上がタップする場所。下の写真が露光補正された写真となります。)

ポートレート(人物の写真)を撮る場合もどうしても逆光になってしまう場合は、ぜひ暗くなる部分をタップしてみてください。

食べ物の写真を撮る時の
撮り方のコツ

スマホで食べ物の写真を撮る時、光の入り具合で立体的に見えたりフラットに見えたりします。
光の入れ方・捉え方で変わりますので、いろんな方向から撮って練習してみてください。

意外とオススメ半逆光

「半逆光」とは、光が被写体の斜め後ろから射している状態の事を言います。
「半逆光」の状態で撮影すると料理に影が出る為、立体的になっておいしそうな雰囲気を演出してくれるので初心者でも活用しやすい撮り方です。
お店で料理を撮影する場合、窓や照明を料理の斜め後にくるようにするときれいに撮れます。

※フラッシュをたくと正面から光が当たるので、料理がフラットに見えてしまいます。

食べ物を撮る方向

料理は座った状態で見るものなので、座ったときと同じ角度・目線で撮影すると基本的に美味しそうに見えます。
大人の目線の高さ、子どもの目線の高さなどで撮ってみてください。

カップケーキや重ねられるようなおやつなどは、重ねて高さを出すだけでも目をひく写真に早変わりします。
重ねられない食べ物は、真横から撮るのも手です。1個のカップケーキの写真の場合は、グリットラインを意識して余白にメッセージを添えてもいいと思います。

サムネイルの写真をご自身で撮りたい方は、ある@デザインする人(@awdesign6)さんのサムネイルの作り方をぜひご参照ください。
ご自身の写真でサムネイルを作ると世界で一つの自分だけのサムネイルが完成します。
下記参照。

ずっと同じ目線の写真ばかりだと飽きが来ることもあるので、その時オススメなのが真上からの写真です。
あまり見ることのない角度で撮影すると、新鮮なビジュアルで印象に残ります。
高く盛り付けられた料理よりも、平面的に盛り付けられている料理のほうがきれいに見えます。

よく見る真上からの写真は前から2枚です。3枚目の写真は食べているどんぶりの具を強調している写真。
食材など強調したい場合にオススメします。
(スマートフォンでこの記事を見た場合は、上2枚がよく見る真上からの写真。下の写真が具を強調した写真となります。)

真上の写真と同じくあまり見る事のない角度の写真がスマホを机に乗せて下からの角度で撮る方法です。

下からの撮り方は食べ物の高さがある物を下から少し上にスマホを向けて撮ります。
そうすると、高さを強調する写真となり迫力のある食べ物の写真の撮り方となりますので、ちょっとおもしろい写真になります。

ピントをどこに合わせるか

手前の食べ物にピントを合わせるのか、奥の食べ物に合わせるのかでも印象が変わります。

照明や影の映り込み

食べ物の写真を撮っていると証明がお皿に映り込みすぎて、色が白飛びする事があります。食べ物を撮っていると自分の影が入ってしまったり。。。

そんな時は、影や光が入らないギリギリのところまで下がってズームをして撮るか斜めから撮ってください。
そうする事によって影や光が入りません。

シズル感を出す

シズル感とは
食べ物や飲み物の広告写真で、食欲や購買意欲が刺激される感覚。おいしさや新鮮さなどを購買者に訴えかけるセンス。
引用:Goo辞書

どういう事かと言いますと、食材の瑞々しさや新鮮さ・ツヤといった、人がおいしそうだと思うような写真を撮るということです。

たとえば、夏の場合は冷たいドリンクを氷が光に当たってキラキラ反射している様子やお肉をジュージュー焼いて熱々の様子などは美味しそうに見える写真です。

食べ物を撮る時の
オススメ構図4選

三分割法

画面を縦、横にそれぞれ三分割して、グリットラインが交わっている交点に食べ物を置いて撮影する事を言います。
余白にメリハリが生まれ、サムネイル作りにもいいです。

日の丸構図

シンプルで一番わかりやすい構図で、ど真ん中に食べ物を持ってくる事を言います。
ただし、日の丸構図は食べ物では割と難しい事もあるのでご注意ください。

対角構図

対角線上に食べ物を配置して撮る構図です。
×をイメージして食べ物を置くといいでしょう。

C.S.Z構図

左右に食べ物を置いたりすることで、写真全体のバランスがよく撮れます。

さいごに食べ物を撮るのに
意識する事とは

最後に食べ物を撮るのに意識すると良い事は、自分が一番おいしそうに見える角度をいろんな方向から見てみることです。

主役はどの食材にするのか、お皿全体を入れたいのか素材にグッと寄ってアピールしたいのかを意識してみてください。
また奥の景色や人を入れる事で写真に物語ができたりもします。

ママ友とのランチの様子


初めは慣れないかもしれませんが、ぜひいろいろな方向から撮ってみてくださいね。

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