風呂の蛇口を自分で交換!工具があれば簡単!

風呂の蛇口から水漏れした時、業者が忙しくすぐに来れない為、調べながら自分で蛇口を交換してみました。
まずは、近所のホームセンターに行く前に蛇口の取り付け穴の幅を調べておきます。

取り付け穴の幅とは本体を取り付ける壁との穴の間の幅の事です。この幅を確認しておきましょう。
市販されている物はだいたい合いますが、念のために確認しておくことをオススメします。

作業時間は、15~20分くらいです。

目次

風呂の蛇口交換を自分でやるかプロに頼むべきか。

自分で蛇口交換をするかプロに頼むべきか、これに関しては自己責任で判断をお願いします。
無理にご自身で作業したために取り返しのつかない事になる可能性もあるので、自信がない場合はプロの水道業者に頼んでください。

あと、もう一つ。
工具を持ってない方は工具を買わないといけないので、今後DIYやご自身で工具を使う予定がある方は
工具も蛇口も購入して作業してもいいと思います。

工具って地味に高いんだよね。。。

エビス

そうなんだよ。だから、この1回しか使う予定がない人にはいらない物になっちゃうよね。

DIYの場合は工賃や出張料などかかりません。
そのかわり、ご自宅の風呂に合う蛇口タイプの調査や次に取り付ける商品の購入、既設蛇口の処分までを
ご自身で行う事になります。
DIYや作業に慣れていない方は交換した蛇口からの水漏れのリスクもあるので考えた上で作業を
ご自身でするかどうかお考えください。

風呂の蛇口の寿命

風呂の蛇口の寿命は10年~15年、カートリッジ内蔵のモデルの場合はもう少し短くて8年~10年といわれています。
家族の人数や使い方で寿命は多少前後します。
キッチンや洗面台と同様に毎日使うのがお風呂の蛇口です。
そう簡単に壊れるものではありませんが、施工後10年~15年経過したあたりから不具合が出始めることが多いです。
ハンドル部分からの水漏れや、蛇口本体の付け根部分と壁との隙間からの水漏れなどが典型例です。

ちなみに我が家は上記写真の指で刺している部分(蛇口本体の止水栓)から水漏れしました。

蛇口の種類

壁付き水栓デッキ水栓
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一戸建てやマンションに多い。
取り付け穴が壁にふたつ。
取り付け穴の幅が12cm~21.5cm。
ホテルやアパートに多い。
蛇口がデッキの上についている。
取り付け穴の幅は85mm,105mm,120mmの3種類。

今回我が家で購入したものは壁付き水栓の商品です。

デッキ水栓は以下のような商品もありました。

風呂の蛇口を交換する手順

風呂の取り付けタイプに適合した蛇口を準備できたら作業に入ります。

壁付き水栓の交換手順

  1. 水道の元栓を閉める
  2. 古い蛇口を取り外す
  3. 古い取り付け脚を取り外す
  4. 新しい取り付け脚を取り付ける
  5. 新しい蛇口を固定する
  6. スパウトやシャワーホースを取り付ける
  7. 水道の元栓を開ける

準備するもの

  1. 新しく取り付ける蛇口
  2. ドライバー
  3. モンキーレンチ
  4. 別売りのシールテープ
  5. 使い捨ての歯ブラシ
  6. 雑巾

1.水道の元栓を閉めます

水道の元栓を閉める
参照:水の110番救急車公式サイト

まずは家の水道の元栓を閉めます。
水道の元栓は、戸建住宅の場合、屋外に水道メーターと一緒に埋め込まれている場合が多いです。
マンションやアパートなど、集合住宅の場合は、玄関の脇にあるパイプシャフトの中に水道の元栓が入っています。

我が家はマンションなので、玄関の脇のパイプシャフトの中にある元栓を止めました。
水道の元栓を見つけたら、時計回りに回すと水道の元栓が締まります。
家全体の水道の元栓とは別に、浴室や蛇口などに個別で止水栓がついていることもありますが、念のために水道の元栓を止めました。

※この時に元栓を止めた後に洗面台の蛇口を開きます。(水が出ないか確認の為)
洗面台の蛇口は作業中ずっと開きっぱなしにしてください。

2.古い蛇口を取り外します

指で指している部分がナットで固定されていますので、モンキーレンチで取付脚から水栓本体を外します。

3.古い取り付け脚を取り外します

古い取り付け脚を、反時計回りに回して取り外します。
硬く固定されていてなかなか回せない場合は、モンキーレンチなどを使って回してください。
ムリに力を入れて回してしまうと、壁の中の配管がソケットごと割れたり外れてしまう場合があるので注意!

接続部分のサビや汚れを歯ブラシやぞうきんを使ってキレイに掃除します。
※配管に残っているシールテープや汚れが残っていたりすると、水漏れの原因になるのでご注意ください。

4.新しい取り付け脚を
取り付けます

新しい取り付け脚に、シールテープを時計回りに7回〜10回程度巻きつけます。
※シールテープを巻き付ける前に化粧蓋を先に取り付けてからシールテープを巻いてください。
巻きつけたら、配管に新しい取り付け脚を差し込み、時計回りに手で回します。

取り付け脚は、時計回りで手で回せないくらいまで回したらモンキーレンチを使います。
※反時計回りに回さないように。もし反時計回りに回した場合はシールテープをもう一度巻き直してください。

5.新しい蛇口を固定します

上記の手書きの写真でもあるように左側の取り付け脚に先に本体を付けてから右側に押して合わせてから
取り付けます。
ナットはある程度手で回して、ある程度水平にしたら水平器を使って合わせます。
そして、モンキーで閉めるといいでしょう。

※水平にする作業の際、左側(反時計回り)に戻さないように気をつけてください。シールテープが中で
剥がれてしまい水漏れの原因になります。左側からゆっくり右側にずらして合わせましょう。

本体を取り付け終わったら、シャワーホースやシャワーヘッドを取り付けます。

6.水の元栓を開けます

洗面台の蛇口を閉めた後に、1で閉めた水道の元栓を開けてください。
これで交換作業は完了です。

最後に水漏れの確認

水道の元栓を開けてから、本体をぞうきんで綺麗に拭いて少ししてから水漏れなどしていないか確認してください。
蛇口を取り付け作業するのに気を付ける最大のポイントは取り付ける際に反時計回りに動かさない事です。

反時計回りに回してしまうとシールテープが剥がれてしまい水漏れの原因になりますので、もし反時計回りに
回してしまった場合は、一度外してシールテープを巻き直してください。

自分でも交換できる風呂の蛇口

水道の蛇口交換は、水道業者に頼むと工賃や出張費として2万円〜3万円程度必要になります。
しかしプロの業者に依頼すると、経験豊富なプロが確実・迅速に作業をして保証もしてくれるので安心感はあります。

ただ、自分で出来てしまえば、材料代だけで済むので節約かつすぐに直す事ができます。
しかし失敗してしまった場合は自己責任となってしまいますが、風呂の水漏れですぐにでも直したいという方の
お役に立てれば幸いです。

無理はせず、自信ないなぁという方は迷わずにプロに依頼しましょう。

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